最近Visual Studio CodeでLaTeX編集を始めたのだが、VSCodeはデフォルトでは折り返しがOffになっている。「表示->折り返しの切り替え」をチェックしても、これは一時的な変更でしかないので、VSCodeを終了すると元に戻ってしまう。しかも「設定->よく使用するもの->Editor: Word Wrap」をOnにすると、困ったことに、全てのファイルに対して折り返しがOnになってしまう。
プログラミング言語のソースコードなどは折り返さない方が一般に好まれると思うが、LaTeXは文書なので折り返される方がありがたい。このような、各言語ごとの設定をしたい場合の対処。
参考:Language specific editor settings
「ctrl+shift+P」で出てくるコマンドパレットから「Preferences: Configure Language Specific Settings」を実行する。すると言語の一覧が出てくるので、編集したい言語を選択する。私の場合はLaTeXを選択した。するとsetting.jsonが開き、次のような項目が自動的に追加される。
"[latex]": { }
あとはこの中に折り返し設定(editor.wordWrap)を加えるだけだ。もちろんその他に好みの設定を追加してもよい。
"[latex]": { "editor.wordWrap": "on" }