[SlackLogViewer]Slack過去ログ閲覧ツール更新(1)。

タイトルの通り、SlackLogViewerをver-1.1.Beta-1に更新した。ツールの詳細については以前の投稿記事を参照されたい。ツールのダウンロードはGitHubReleaseから。SlackLogViewer.v1.1.Beta-1.zipというファイルをダウンロードして解凍すれば良い。

更新箇所は以下の通り。

  1. 全チャンネル検索の高速化
  2. ユーザー名、ファイル名検索を追加
  3. いくつかの不具合の修正

なお全チャンネル検索は確かに高速化されたが、初回検索時だけは未表示のチャンネルのjsonファイルを纏めて読み込む必要があるためどうしてもいくらか時間がかかる。

追加を見送った機能

  1. 添付テキストファイルの中身を検索させる機能も付けようとしたけれども、修正が多くなりすぎたので後回し。
  2. PDFくらいは表示できるようにしたいが、私の時間が足りない。
  3. 日付や時刻で検索する方法も付けようかと思ったが、今の仕様だと正規表現必須になるので保留した。期間指定が必要なら専用のオプションを作るべきだろう。Google検索とかにあるような感じで。
  4. いずれはzipファイルを解凍せずに読めるようにできたらいいなぁ。

ver-1.2でこのあたりを追加するかも分からないが、正直現状でも大分満足してしまっているので、更新する保証はない。

閑話

概ね正常動作するようにはなったと思うので、デバッグが進んだらリリース版にしたいのだが、私個人でのデバッグにはどうしても限界があるので、Beta版のまま放置されるかもしれない。
研究室内で公開しているツールなどはユーザーにデバッグを手伝ってもらっているが、本ツールでそれが期待できるのかは不明である。そもそもこのツールは現状どこの誰が利用しているのだろうか。ダウンロードページへのアクセスはちょくちょくとあるので多少のユーザーはいるはずだ(少なくとも1人以上であることは確定している)が、謎っちゃ謎である。GitHubのTrafficで表示されるReffering sitesの人数とUnique visitorsの数が合わなかったりするので、どこかのSlackワークスペースのチャンネル上に過去ログ閲覧ツールとして直リンクでも貼られたりしたんじゃないかと推測しているが、大本の追跡はできないので、ユーザー自ら報告でもしてくれない限りは分からない。
とはいえ公開一ヶ月半で複数のユーザーがいる(と思われる)だけ、他のライブラリよりはずっとマシではある。ブログ記事へのアクセス数も着実に増えてきているので、多少なり広まっているとは思いたい。……広まったところで承認欲求を満たす以上のメリットはないんだけどさ。